ページの先頭です
メニューの終端です。

平成26年3月定例会「施政方針」

[2014年4月18日]

施政方針

はじめに

 平成26年度の町政運営に対しての基本的な考え方、そして予算に計上いたしました主要な事業への思いと考え方について述べさせていただきます。

 まず、平成23年3月11日の東日本大震災から間もなく3年を迎えようとしております。この地震と津波による死者と行方不明者は2万人を超え、福島第一原発事故の被災者を含め、いまだ避難所暮らしを余儀なくされている人々は数多くいます。この大震災によって亡くなられた皆さん、被害を受けられた皆さんに、改めて哀悼とお見舞いを申し上げます。そして一刻も早い復興を願います。 

 今回発生した地震・津波・原発事故。これらは「想定外」という言葉をもって表現されます。確立は低くても起こりうることは起こる。危機管理が甘かったと私達は反省し、率直に認めなければならないものと考えます。また原発事故も起こるべきして起こってしまったのかもしれません。科学の知識には限界があり、技術はその知識を基に人が作ります。万全であるはずがありません。そして今回の直接的な原因は、地震・津波・外部電源の不能に対してこれまで作られてきた安全神話が被害を拡大させたのです。これらは人災以外の何物でもなかったのです。更なる安全性の再検討を望むものであります。

  以前、原発の是非を巡ってアンケート調査がありましたが、「10年から15年で原発をゼロにするべき」との回答をしました。なぜなら電力事情・設置市町村の雇用や経済・人間の制御が及ばない放射能など、解決しなければならない課題が山ほど存在するからです。限られた時間の中で、日本という国が本気で原発に頼らないエネルギー政策に取り組み、啓蒙することにより、全世界から注目されるものと考えます。

 千葉県でも地震発生直後に大津波警報が発令され、旭市では死者13名、全壊家屋318棟に及ぶ甚大な被害をもたらしました。さらに、浦安市をはじめとした湾岸地域や水の郷・香取市、青砂白松の九十九里などでは、液状化などによる大規模な被害が発生しました。

 私達は今回、千年に一度といわれる大地震に遭遇し、さまざまな教訓を受け、それと同時に火山国・地震国に生きる者の使命として、想像もつかない大災害もいつか起こり得るということを実感しました。あらゆるケースに備えた完璧な防衛策はあり得ないという前提に立って、被害を最小限に止める事前の備えと、発生時の敏速で的確な対応が何よりも必要なことだと深く認識いたしております。そして私たち公務員にとって、東日本大震災以降、「想定外」という言葉が使えなくなっているように考えます。今回の地震から得た教訓を活かして、常に語り伝えていくことも重要なことだと考えています。

3月議会

 3月議会は当初予算をはじめ、次年度に向けた政策や施策に向けて議論する議会でありますので、これまでの課題や問題点についてご報告申し上げ、今後の取り組みについて私の思いを述べてまいりたいと存じます。

清潔で透明な政治の実現

 まず清潔で透明な政治の実現ですが、公共工事の建設過程や入札など、町役場の情報が伝わる仕組みづくりを構築し、公正・公平な取り組みを実現してきたと思っております。私の思いは何度か申し上げましたが、「全ては町民のために・全てを町民のために」を私の哲学としてこれまで活動してきたと思っております。これからも民主的な手法を変えることなく、町政運営に取り組んでまいります。

成田空港問題の全面的な解決

 次に、成田空港の解決ですが、さまざまな課題や問題点があったことも事実です。しかしながら今日では、空港と地域との共生・共栄の実現に向けて多くの方々がさまざまな努力をされてまいりました。

 成田空港は今日、離着陸30万回・オープンスカイ・カーフューの弾力化など、その価値は世界的にも大きく発信され、存在感が大きく発展しています。成田空港が更に発展することによって、多くのメリットが広範囲に受けられるようになります。その反面、デメリットが騒音下に固定化されますので、その対策と空港の持つ活力を、最大限騒音下の方々に行き渡る取り組みをしてまいります。

 今日の成田空港ですが、世界33カ国・3地域・101の都市と結ばれ、国内においても17の地域と結ばれています。今年度は、国際線旅客数3100万人・国内線480万人と過去最高の利用が予想されます。空港と地域の共生・共栄に向けてしっかりと進めてまいります。

住民の暮らしやすい生活・交通網・アクセス整備

 次に、人々が暮らしやすい生活環境ですが、第4次総合計画で小池地区・千代田地区を商業住宅地区に指定させていただき、インフラ整備を早急に進めてまいりたいと考えております。空港隣接という特徴をしっかり活かして、住宅を建てやすい環境整備や町営住宅の建設に積極的に取り組んでまいります。更には、老朽化した生活道路の改修は早急な課題でもありますので、力を入れて対応いたします。

 また、身近な交通手段として、シャトルバス・ふれあいバス・あいあいタクシーがあります。シャトルバス・ふれあいバスを縦軸、あいあいタクシーを横軸として活用していただくことによって、更なる利便性につながりますので、活用していただきたいと存じます。

 1市2町で構成されているシャトルバスにつきましては、この3月に2台共に更新いたします。また、心配されましたあいあいタクシーですが、昨年12月の最終週から再開することができ、安堵いたしております。

豊かな自然を守り、産廃・残土から地域を守る

 次に、産廃・残土から地域を守る取り組みですが、私達は今日の良好な環境を次の世代に残していく義務があります。現在は町への申請はありませんが、業者は虎視眈々と狙っているという現実があります。議会の皆さん・地域の皆さんと共に、この町をしっかりと守ってまいります。

未来に向けた人材の育成・外国語教育・温かい福祉の町 

 第5に、未来に向けた人材の育成ですが、本町はスポーツや文化活動が盛んな町です。文化協会・体育協会・生きがい学級など、さまざまな活動に心強く思います。小さな町ではありますが、子どもたちが勉強やスポーツに一生懸命に取り組んでいる姿を拝見しますと、大変ありがたく思います。

 特に成田空港に隣接しているという利点を活用し、生の外国語と触れ合う機会を提供することにより、違った世界を体験できるなど、この町ならではの取り組みも可能ではないかと考えます。

農林業・商工業の育成 

 次に、農林業・商工業の育成ですが、芝山町の基幹産業は申すまでもなく農業です。この農業の発展なくして町の発展はありません。町の基幹産業である農業を後継者の方々が進んで引き継げるよう守り、育ててまいりたいと存じます。

 おかげさまで道の駅・空の駅共に現在順調な運営をいたしております。関係各位の努力に感謝申し上げます。更に平成26年度事業として、はにわ台団地内に風和里ふれあいマーケットを早期に出店させてまいりたいと存じます。「スーパーが撤退し、買い物できるところがまったく無い、どうにかしてほしい。」という声に応えてまいりたいと存じます。

 また、郊外型大型スーパーの台頭によって、既存の商店街が衰退しておることも存じ上げています。多くの方々の知恵や力をお借りして、これからの時代に対応できる商品開発や利便性・心のふれあいなど、積極的な努力をさせていただきます。

 観光についても、芝山町は空港の裏側というイメージが強かった町です。交通アクセス・東京税関・航空物流を扱う工業団地・芝山鉄道など、空港の活力を活かした裏も表も無い町づくりを進めてまいります。 空港隣接という地の利を生かして、世界の人々と交流する場・文化や芸能と出会える場・経済の流通する場として、国際空港を活用して、人・物・文化・経済・にいつも接することのできる施策に取り組みます。

 本町は見ていただいても判るとおり、歴史や自然環境・空港など、町全体が観光資源です。そして交流人口の極めて多い町でもありますので、芝山ブランドを作り上げ、活かせる取り組みをしてまいります。

人口増への施策

 7つ目に人口増についてです。第4次総合計画を定めて、現在の人口を、平成33年をめどに、1万人を目指します。全国的に人口減少時代が進んでおりますが、本町は成田空港に隣接しているという、その特性を活かして、住みやすい町・便利な町だと多くの方々に支持していただける、そんな街づくりを目指してまいります。

 具体的には小池という核・千代田という核を定め、道路や下水・上水の整備など、欠かすことのできない重要な施策を早急に取り組んでまいりたいと存じます。

5つの重要施策

 そして今まで何度か申し上げてまいりましたので、ここでは詳しくは申し上げませんが、5つの重要施策・5つの観光施策・5つの健康施策について、マニュフエストの中でお約束をして参りました。

 5つの重要施策では、1福祉と子育て支援・2環境資源と産業の強化・3町の環境を守る・4空港と地域の共生、共栄・5全力で取り組む地域づくり。 

 5つの観光では、1道の駅周辺・2芝山公園と仁王尊・3千代田駅周辺・4空の駅とシャトル、空港の見える丘・5菱田湧水の里。

 5つの健康コースでは、1高谷川コース・2仁王尊、芝山公園コース・3道の駅からバルールド、木戸川コース・4空の駅コース・5菱田湧水の里コースなど。

 取り組んでいるところ、これからのところがありますが、どの施策もこの町にとって大事な施策になりますので、皆さんのお力添えをいただきながら、進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

お問い合わせ

芝山町役場(法人番号:6000020124095)総務課企画政策係

電話: 0479-77-3921 ファクス: 0479-77-1954

お問い合わせフォーム


平成26年3月定例会「施政方針」への別ルート

Copyright (C) Town of Shibayama All Rights Reserved.