高谷の火祭り(たかやのひまつり)


高谷の火祭り

紹介



 高谷地区を見下ろす高台に鎮座する大宮神社で、毎年11月11日に「火祭り」が行われている。地元の伝承では、この祭りは火事除けのための祭りで、昔火祭りを行わなかった際には火事が起きてしまったといわれている。

 祭り当日、役員や総代、区長は午後5時位から、神社境内に掘った大穴で火を燃やす。この火は用意した材木などがなくなるまで燃やし続ける。そして翌日の午前中に再度集まり、集会所で神事を行う。

 近年は地区に子どもがいないため役員が火を燃やすが、本来は子どもが行う祭だった。

 以前は小学校1年生〜中学校3年生までの男子が主役で、燃料の材木などは、祭りまでの日曜日に子どもたちが集めた。祭り当日は燃料のある限り火を燃やすので、子どもたちは神社の建物の周りを藁などで囲い、ここに泊まった。

 翌朝子どもたちは当番の家で朝食を食べ、当番が作った弁当を持って学校へ行った。また、この日は「鍋掛けず」と称し、子どもだけではなく地区中の人々が当番の家で朝食をとったという


所在地

郵便番号289-1616

千葉県山武郡芝山町高谷306



お問い合わせ
芝山町役場(法人番号:6000020124095) ・教育委員会 生涯学習課・文化振興係 (文化センター内)
電話:0479-77-1861
FAX:0479-77-1950
E-mail:bunka@town.shibayama.lg.jp


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