多面的機能支払交付金


多面低機能支払交付金
 農業・農村は、国土の保全、水源のかん養、自然環境の保全、良好な景観の形成等の多面的機能を有しており、その利益は広く国民が享受しています。
 しかしながら、近年の農村地域の過疎化、高齢化、混住化等の進展に伴う集落機能の低下により、地域の共同活動によって支えられている多面的機能の発揮に支障が生じつつあります。また、共同活動の困難化に伴い、農用地、水路、農道等の地域資源の保全管理に対する担い手農家の負担の増加も懸念されています。
 このため、農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るための地域の共同活動に支援を行い、地域資源の適切な保全管理を推進します。

多面的機能支払交付金の構成
 多面的機能支払交付金は、「農地維持支払」、「資源向上支払」から構成されています。

1.農地維持支払
(1)交付対象の活動内容
 ・農地や水路等の基礎的な保全活動(水路や農道の草刈り、水路の泥上げ等)
 ・農村の構造変化に対応した体制の拡充や強化、保全管理構想の策定等
(2)交付対象の活動組織農業者+地域住民等で構成される組織または農業者のみで構成される組織
(3)負担割合:国50%、県25%、町25%

2.資源向上支払(地域資源の質的向上を図る共同活動)
(1)交付対象の活動内容
 ・施設の軽微な補修(施設の機能診断、農道の部分補修等)
 ・農村環境保全活動(植栽による景観形成等)
 ・多面的機能の増進を図る活動(遊休農地の有効活用等)
(2)交付対象の活動組織農業者+地域住民等で構成される組織
(3)負担割合:国50%、県25%、町25%

3.資源向上支払(施設の長寿命化のための活動)
(1)交付対象の活動内容
 水路、農道等の施設の老朽化部分の補修や機能維持のための更新等の活動
 (コンクリート水路の更新、未舗装農道の舗装等)
 ※工事1件あたりの上限金額は原則200万円
(2)交付対象の活動組織農業者+地域住民等で構成される組織または農業者のみで構成される組織
(3)負担割合:国50%、県25%、町25%

芝山町での多面的機能支払交付金取組組織
 芝山町において、令和6年4月現在で、4組織が多面的機能支払交付金を活用し地域の共同活動を実施しています。
 1.白枡地域資源保全向上活動協議会
 2.牧野東地域資源保全会
 3.山田ふるさとを守る会
 4.山中の農地を守る会





お問い合わせ
芝山町役場(法人番号:6000020124095) ・産業振興課・農政係
電話:0479-77-3917
FAX:0479-77-3957
E-mail:nousei@town.shibayama.lg.jp


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