あしあと
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恋人同士の間で起こる暴力のことを「デートDV」と呼びます。
殴る・蹴るといった身体的な暴力だけでなく、言葉や態度、行動の制限といったこともデートDVになります。
デートDVは、男性から女性だけでなく、女性から男性でも、同性愛のカップルの間でも起きます。
デートDV防止啓発リーフレット（千葉県）
□ 機嫌が悪くなると物に当たったり大声を出したりする
□ あなたが他の用事で会えなかったりすると怒る
□ 自殺をほのめかして、あなたを思いどおりにしようとする
□ あなたの持ち物やスマホを勝手にチェックする
□ あなたがいつ、どこで、誰と、何をしたのか（何をするのか）知りたがる
□ あなたの交友関係を制限する
□ あなたの気持ちを聞かずに、無理やり体を触ってくる
□ あなたの裸の写真を撮って、SNSで流すと脅す
□ デート代を全く支払わない
□ 交際相手が自分の言うことをきかないと、イライラして機嫌が悪くなる
□ 交際相手は自分との時間を何よりも優先するべきだと思う
□ 交際相手の体型や性格のことを、冗談で冷やかしたことがある
□ 交際相手のことを「自分のもの」だと感じている
□ 交際相手が、いつ、どこで、何をしているのか、とても気になって聞いたりする
□ 交際相手からメールなどの返信がすぐにこないと腹が立つ
□ 自分が求めれば、交際相手の体を触るのは当たり前だと思っている
□ 交際相手のことを怒鳴ったり、叩いたり蹴ったりしたことがある
チェックが1つでもついたらふたりの関係は対等ではありません。
デートDVのことを知ってください。
交際中の若いカップルは、「支配」を「愛情」と誤解していることがあります。
そして、それが暴力であることに気づくことができないこともあります。
好きで付き合ったはずなのに、相手に嫌われたくないからと我慢していることはありませんか？
「つらい」「怖い」という自分の気持ちに気づかないふりをしていませんか？
交際しているからといって、すべてを相手に合わせることはありません。
自分のことは自分で決めていいんです。嫌なことははっきり「いや」と伝えていいんです。
それを相手が認めてくれないのならば、相手はあなたのことを愛しているのではなくて、支配したいだけなのかもしれません。
殴る、蹴る以外にも、束縛や監視、デート代を払わない、物やお金を貢がせるなども、人権を侵害する行為＝DVです。
エスカレートすると、ストーカー事件や傷害事件などにつながることもあります。
・自分の気持ちを相手に言葉で伝える
相手と対等な関係を築くには、態度ではなく、自分の気持ちを“言葉で伝える”ことが大切です。上手く気持ちを伝えるコツは、自分を主語にして気持ちを伝えることです。
・暴力は認めない
どんな理由があろうとも、暴力は絶対だめ。たとえどちらかの過ちが原因のケンカだったとしても、暴力という手段を選んだ方が悪いのです。
・相手だけではなく自分のことも大切にする
相手が変わってくれないのなら、別れることも一つの選択肢です。別れるのに相手の承諾はいりません。怖くて別れられないと感じているなら、親、先生などの信頼できる大人や、相談機関や警察に相談してください。
交際相手からの暴力に悩んでいたら、「我慢するしかない」「自分にも悪いところがあるのかも」などとは思わずに、「どんな理由があっても、暴力をふるう相手が悪い」と考えて相談してください。匿名で相談できます。オンラインで相談できる窓口もあります。
秘密は必ず守りますが、あなたの心身に危険があると判断したときは関係機関につなぐことがあります。
| 相談機関等 | 相談方法 |
|---|---|
| 芝山町子ども家庭総合支援拠点 （福祉保健課子育て支援係） | 【電話】0479－77－3914 午前8時30分～午後5時15分（土曜日、日曜日祝、年末年始を除く） |
| デートDV110番（別ウインドウで開く） | 【電話】0120-51-4477（無料ダイヤル） 毎週火曜日午後6時～午後9時／土曜日午後2時～午後6時（年末年始を除く） |
| DV相談+（プラス）（別ウインドウで開く） | 【電話】0120-279-889（24時間365日） 【メール】（24時間365日）オンラインチャット（12時0分～午後10時0分） |
| DV相談ナビ | 【全国共通の電話番号】 #8008（ハレレバ） 最寄りの相談機関の窓口につながります。 |
