あしあと
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン:ヒトパピローマウイルスワクチン)の接種について、平成25年6月より積極的な接種勧奨を差し控えておりましたが、この度厚生労働省において令和4年度からの積極的な勧奨の再開が決定されました。
定期接種対象者の方へは通知文を送付しております。
接種を希望される対象者の方で予診票がお手元にない場合は、芝山町福祉保健課保健衛生係(保健センター)までご連絡ください。
子宮頸がんは、女性の子宮の入り口部分(子宮頸部)にできるがんで、ヒトパピローマウイルスというウイルスの感染が原因でかかります。若年の女性(20歳~39歳)がかかるがんの中では乳がんに次いで多く、早期に発見されれば比較的治療しやすいがんですが、進行した場合には治療が難しいとされています。
定期接種対象者
12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間の女子(小学校6年生~高校1年生相当年齢)
*標準的な接種年齢は中学1年生の相当する年齢
令和6年度は、平成20年4月2日~平成21年4月1日生まれ、平成23年4月2日~平成24年4月1日生まれの方に個別通知しています。
キャッチアップ対象者
子宮頸がん予防ワクチンの積極的勧奨の差控えにより、接種機会を逃した方に対して公平な接種機会を確保する観点から、下記の期間、定期接種の特例として、定期接種の年齢を超えた方も接種が可能です。
キャッチアップ接種対象者 平成9年度生まれ~平成19年度生まれの女子
キャッチアップ接種期間 令和4年4月1日~令和7年3月31日までの3年間
※3回接種を期間内に完了するためには、1回目の接種を令和6年9月までに終える必要があります。(初回接種から3回目接種まで6か月程かかるため)
≪キャッチアップ対象者の方は、令和7年4月以降の接種については自費になります。接種時期にご注意ください。≫
個別接種(「県内予防接種相互乗り入れ事業」参加医療機関)
※予約が必要な場合があるため、希望する医療機関に直接確認してください。
町内医療機関では髙根病院、原田医院で接種が可能です。(どちらも要予約)
現在、日本で許可されている子宮頸がん予防接種ワクチンは以下の2種類です。
*サーバリックス:HPV2価(16型・18型)ワクチン
*ガーダシル:HPV4価(6型・11型・16型・18型)ワクチン⇒HPV16型と18型に加えて尖圭コンジローマ(外陰部や肛門周辺のイボ)の原因となるHPV6型・11型を予防します。
*シルガード9:HPV9価(6型・11型・16型・18型・31型・33型・45型・52型・58型)ワクチン⇒子宮頸がんの原因の80~90%を占める、7種類のHPV[の感染を予防することができます。
※この予防接種は同一のワクチンで3回の接種を完了することが原則ですが、すでに2価あるいは4価HPVワクチンを用いて定期接種の一部を終了し、残りの接種を行う場合、適切な情報を確認し、医師と被接種者がよく相談したうえで9価HPVワクチンを選択しても差し支えありません。
シルガード9についての最新情報は下記リンクをご参照ください。
接種回数:3回(筋肉内接種)
2回目は1回目接種から1か月後
3回目は1回目接種から6か月後
※上記間隔で接種できない場合は、2回目は1回目から1か月以上の間隔をあけて、なるべく早めに接種し、3回目は1回目から5か月以上かつ2回目から2か月半以上の間隔をあけて接種してください。
接種回数:3回(筋肉内接種)
2回目は1回目接種から2か月後
3回目は1回目接種から6か月後
※上記間隔で接種できない場合は、2回目は1回目から1か月以上の間隔をあけて接種し、3回目は2回目から3か月以上あけて接種してください。
接種回数
●1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合⇒2回(筋肉内接種)
2回目は1回目接種から6か月後
※1回目と2回目の間は、少なくとも5か月以上あける必要があります。5か月未満の場合は、3回目の接種が必要となります。
●1回目の接種を15歳になってから受ける場合⇒3回(筋肉内接種)
2回目は1回目接種から2か月後
3回目は1回目接種から6か月後
※2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上、3回目は2回目から3か月以上あけて接種してください。
芝山町役場(法人番号:6000020124095)福祉保健課保健衛生係 (保健センター内)
電話: 0479-77-1891
ファクス: 0479-77-1970
電話番号のかけ間違いにご注意ください!