私道に公共下水道管を布設するには

　水洗トイレの普及促進のため、公共下水道認可区域内で一定の要件を備えた私道に、関係者の申請があれば町において公共下水道管を布設します。私道の要件は、次のとおりです。

1. その両端が公道に接続している幅員1.8メートル以上の私道またはその一端が公道に接続している行き止まり幅員1.8メートル以上の私道（以下「袋小路」という。）であること。
2. 袋小路では、当該道路に面した所有権の異なる家屋（ 公道に面した家屋を除く。）が2戸以上あり、かつ、独立の生計を営む世帯であること。
3. 私道について、所有権またはその他の権利を有する方全員が、公共下水道管の布設及び維持管理について将来にわたり町に協力することを承諾していること。
4. 工事に当たり、家屋に損害等が生じる恐れがないこと等、技術的に困難でないこと。

　ただし、次に掲げる要件のいずれかに該当する私道について、町においては公共下水道管の布設はしません。

1. 国または地方公共団体の所有する施設等のみが所在する場合
2. 公共企業体または民法第34条若しくは第35条の規定に基づく法人の所有する施設等のみが所在する場合
3. 都市計画法第29条の規定による開発行為をする場合
4. 公共下水道管布設希望する方のうちで、下水道事業受益者分担金及び下水道使用料または町税の滞納がある場合
5. 平成14年3月1日以後に、建築基準法第42条第1項第5号に規定する位置の指定を受けた道路

　公共下水道管の布設を希望する方のうちから代表者の方が、公共下水道管布設申請書（別記第1号様式）に次に掲げる図書を添付して申請してください。

　(1) 公共下水道管布設希望者名簿（別記第2号様式)　

　(2) 私有道路の位置図及び土地所有者の区画図

　(3) 土地使用承諾書（別記第3号様式）