あしあと
江戸時代後期の嘉永2年(1849年)、下総国日本寺(現多古町)に修行に来た僧侶が山田村のある家に立ち寄り一夜の宿を頼んだ。宿の主人は、食事をしながら山田村では、子ども達の体が弱く健康に育たなく、病難、災難が多く、どうしたらよいか村人達は悩んでいることを話した。これを聞いた修行僧は、神社に参拝し祭事をとり行い、厄除け祈願をすると良いと教えた。そこで、主人は村人達と相談して、翌年(嘉永3年11月吉日)に、無病息災・火盗難除・五穀豊饒の祈願を目的として、祭礼を行った。当日の祭事は、村中「鍋かけず」と言い、この日は各家のカマドには火を焚かず、当番の家に集まり「神の食」を食べ、祭事を祝う。祭壇には、男女の「神物」が飾られ、無病息災を祈り獅子舞が行われ、獅子がその「神物」を新妻の食前に出し子孫繁栄を願う。神社では、1ヶ月前から男の子達が「カヤ」を集め、竹でやぐらを組み、その「カヤ」を詰め、小屋を作る。子どもたちは、宮司等を大宮神社の正面から入るのを阻止するため、小屋に火を放ち、大根を宮司等に投げつける。その後、神前では祝いの儀式がとり行われる。 「大根祭り」とも呼ばれ、毎年12月14日に行われる。
郵便番号 289-1606
千葉県山武郡芝山町山田1441
あらい祭り保存会
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